STEP 2:振り飛車の囲い

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振り飛車では飛車を横に動かして攻める関係で、玉を右辺(居飛車なら左辺)に移動させてから囲うのが基本です。振り飛車の囲いは美濃囲いを起点に、高美濃囲い・銀冠と発展させる「美濃系」が中心で、このつながりを理解しておくと囲い選びがスムーズになります。

盤の色:

美濃囲い

手軽さ ★★★★ 耐久力 ★★★☆☆ バランス ★★★★ 初心者おすすめ ◎

※図の左半分は四間飛車の攻撃陣です。どの振り飛車戦法を選ぶかによって攻め駒の位置は変わります。

振り飛車を指すなら美濃囲いで間違いないというくらいの定番です。手軽さの割に堅く、バランスにも優れた優秀な囲いです。

追加で手数をかけることで、次に紹介する高美濃囲いや銀冠にさらに強化することもできます。まずはこの形を安定して組めるようになることを目標にしてください。

高美濃囲い

手軽さ ★★★☆☆ 耐久力 ★★★★ バランス ★★★★ 初心者おすすめ ○

美濃囲いに手数をかけて強化した形です。金を一段上げることで、上部や斜めからの攻めに対する弱点が減っています。

美濃囲いで物足りなくなってきたら、この形を目指すと自然に堅さを上げられます。

銀冠

手軽さ ★★☆☆☆ 耐久力 ★★★★★ バランス ★★★☆☆ 初心者おすすめ ○

高美濃囲いをさらに強化した形です。どの角度からの攻めにも一定の防御力を持ち、最終盤で玉が端に逃げると意外と詰みにくい形になります。

美濃→高美濃→銀冠と段階的に発展させられるのが振り飛車の魅力のひとつです。居飛車側でも、左右反転した形で銀冠を作ることがあります。

金無双

手軽さ ★★★☆☆ 耐久力 ★★★☆☆ バランス ★★★★ 初心者おすすめ ○

お互いに振り飛車を採用する相振り飛車で使われることが多い囲いです。金を2枚横並びにして上部をまんべんなく強化することで、上からの攻めを受け止めやすいのが特徴です。

美濃系とは系統が異なりますが、相振り飛車を指すなら覚えておきたい形です。