STEP 3:穴熊と囲いの選び方

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盤の色:

穴熊

手軽さ ☆☆☆☆ 耐久力 ★★★★★ バランス ☆☆☆☆ 初心者おすすめ △

定番の囲いの中で最も堅く、完成した状態では王手すらかからないほどの堅陣です。これが穴熊最大の魅力で、最終盤での粘りは他の囲いとは別格です。さらに外側に駒を張り付けることでどんどん強化もできます。

ただし、組み切るまでに非常に手数がかかり、その間に攻め込まれやすいという大きな弱点があります。駒の位置も偏るため、囲っている間に攻めに使える駒が少なくなります。相居飛車ではこのリスクが特に高く、あまり採用されません。

指しこなすにはコツが必要ですが、最終盤での強さはピカイチです。将棋に慣れてきたら挑戦してみてください。振り飛車側でも、左右反転した形で穴熊を組むことができます。

囲いの選び方

10の囲いを見てきましたが、「どれを選べばいいか」と迷うのは自然なことです。選び方のシンプルな指針を紹介します。

まず自分の戦法を決める

囲いは戦法とセットです。居飛車を指すか振り飛車を指すかで、候補になる囲いがほぼ決まります。どちらか一方をメインに決め、そこに合う囲いを選びましょう。

居飛車を指すなら

  • 対振り飛車:舟囲い・エルモ囲いが手軽でおすすめ
  • 相居飛車:カニ囲い・雁木囲いが定番
  • じっくり指したい:矢倉囲いも選択肢に

振り飛車を指すなら

  • まずはこれ:美濃囲い一択といえるほどの定番
  • もっと堅くしたい:高美濃囲い→銀冠と発展させる
  • 相振り飛車:金無双も視野に

完璧な形にこだわらない

実戦では、狙いや展開によって玉・金・銀の最終的な位置が変わることも多くあります。「必ずこの形に完成させなければ」と思いすぎず、状況に応じて柔軟に指すことを意識してください。相手の動きに対応しながら、バランスよく囲いと攻めを進めることが上達への道です。